今日の偕楽園 (偕楽園の梅 開花情報 田鶴鳴橋と好文亭) 2007年1月13・14日(土・日) |
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早咲きの「八重寒紅(紅梅)」「冬至梅(白梅)」「八重冬至(白梅)」が咲き始めています。 梅林(本園)の開花はまだ少ないようです。 見晴らし広場南側の八重寒紅、冬至梅、、八重冬至などに開花が見られます。また、「暁鐘」付近にある2本の白梅も咲き始めています。
今日は、1ヶ所で見られる水戸の梅六銘木の場所と、この時期は梅花が少ないので少し趣を変えて田鶴鳴橋(たづなきばし)と好文亭との つながりについてお知らせします。
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眩しい輝きの紅梅(八重寒紅)
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開花の数がだんだん多くなってきました(八重寒紅) この場所は梅林の中ではありません |
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青空と紅梅 (八重寒紅) (2007.1.13 撮影) |
八重寒紅 (2007.1.13 撮影) |
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清楚な冬至梅
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八重冬至のつぼみたち 白い部分が多くなりました。開花はもうすぐです (2007.1.13 撮影) |
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八重冬至のつぼみ この表情が一番かわいいですね (2007.1.13 撮影) |
開花した八重冬至 開花はまだ数えるほどです (2007.1.13 撮影) |
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好文亭中庭のわび助 すがすがしい朝の陽に緑の輝き (2007.1.13 撮影) |
木瓜(ぼけ) 鮮烈な色彩です (常磐神社横のスロープで) (2007.1.13 撮影) |
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二季桜 花期の長さには驚きです。10月頃から咲き続けています (2007.1.13 撮影) |
千波湖は野鳥の宝庫です 野鳥が人間に慣れているのでじっくり観察できます (2007.1.13 撮影) |
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田鶴鳴橋(たづなきばし)と好文亭
好文亭の見える位置にかけられた田鶴鳴橋は、好文亭の建築様式の妙が随所に取り入れられています。 1の写真で橋の位置が大体分かると思います。これらのデザインは偕楽園公園に実によくとけ込んでいることを実感します。 まだ梅花の少ないこの時期、この橋を渡ることがありましたらその凝ったデザインを楽しんでみましょう。 この橋の西側には梅樹約1000本を有する田鶴鳴梅林(たづなきばいりん)があります。 「田鶴鳴」の名称は開園当時、ここの水田に「丹頂鶴」「まな鶴」「なべ鶴」3種の鶴が1組づつ放されたことによるそうです。鶴の鳴き声が響いていたことでしょう。
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1.田鶴鳴橋の照明灯 正面に見えるのが「好文亭」 右写真の柱の組み合わせ様式が照明灯デザインになった |
好文亭 檜丸太の柱組
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2.田鶴鳴橋の親柱(おやばしら)のデザイン 右写真の富士見窓の意匠が用いられている 3 (2007.1.14 撮影) |
好文亭 3階「楽寿楼」の富士見窓
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3.田鶴鳴橋の勾欄(こうらん)は竹模様です。小さく好文亭が見えます 右写真の特殊な構造の好文亭明かり窓がベース |
好文亭 竹でつくられた明かり窓 閉めた状態で外から見ると窓の存在に気がつかない |
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4.田鶴鳴橋の桁隠し(けたかくし)の文様 右写真の好文亭の屋根模様がデザインされた |
好文亭 こけら葺き屋根 |
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5.田鶴鳴橋の束柱(つかばしら) 右写真の釘かくしがベース |
好文亭 釘かくし 何種類かのデザインがあるようです
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水戸の梅 六銘木開花情報 (2007.1.14撮影)
ご存じですか? 本園以外の場所1ヶ所で水戸の梅六銘木が見られる所があります。 偕楽園事務所を通り抜け、丸山橋をわたってすぐの所です。 今日はここの六銘木のほころび具合をお知らせします。 (ここは観光客の方が多く訪れる梅林からは少し離れています。)
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1ヶ所で六銘木の見られる所。中央の建物は偕楽園公園事務所 |
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つぼみ1 「月影(つきかげ)」 月影はやや早咲で一重の中小輪です この色あいから「月影」と命名さされたようです。 |
つぼみ2 「烈公梅(れっこうばい)」 偕楽園の造園者斉昭公の諡(おくりな)烈公にちなんだ名称 花期は中咲きで、花弁と花弁の透き間が広く薄紅色 |
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つぼみ3 「柳川枝垂(やながわしだれ)」 中咲の一重中輪 |
つぼみ4 「白難波(しろなにわ)」 早咲の白色中輪 |
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つぼみ5 「虎の尾」 早咲の八重中大輪。咲いた感じが虎のしっぽのように見えます |
つぼみ6 「江南所無(こうなんしょむ)」 遅咲きの八重の大輪 |
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