笹の叢(ささのむら)

オカメザサ(阿亀笹)
名前の由来は、浅草の酉の市でオカメの面などをぶら下げて福笹として売られたことが始まりとされています。
背丈は1〜1.5m。
「竹」の仲間。1つの節から5枚の葉が出るので「ゴマイザサ」とも 呼ばれ桿(かん)が伸びきるまでに皮が落ちるのが特徴です。
「竹」と「笹」の違いは、皮が落ちるか、落ちないかによって区別されていているようです。オカメザサは皮が落ちるので竹。

クマザサ(隈笹・熊笹)
山地に自生。葉が白色に隈(くま)取られるのは、冬の低温によって特に弱い葉縁の部分が枯れ込むため。
「隈とられる」ことから「クマザサ」の名がついたといわれています。
クマザサは殺菌・防腐作用があるため、ちまき、ささ団子等食物の包みに古くから利用されています。
また、最近ではクマザサを使った健康食品も多く出回っているようです。



笹の叢

オカメザサの群生
イネ科
学名は Shibataea kumasaca。
(H19.12.1撮影)

オカメザサ

オカメザサ
5枚の葉が出るのでゴマイザサとも呼ばれる
(H19.12.9撮影)

クマザサ

雪をかぶった大杉森のクマザサ
イネ科
学名は Sasa veitchii。
(H17.3.4撮影)

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