観梅詩碑 (かんばいしひ)

 造園時の千波湖は、現在の約4倍の広 さを有し、水戸城まで通じていました。
千波湖は那珂川と共に水戸城の「堀」としての性格が強く、この碑の近くまで水が押し寄せていました。
当時の情景を省みる時、実に味わい深いものがあります。当時水戸城から好文亭までは舟も利用されていたようです。

碑の石は神奈川県根府川の自然石とされ、高さ194cm、最大幅70cm。

雨やんで 林なおうるおい
煙はさえぎって 湖なかば明らかなり
梅花の香地に満ち 春水の緑城に通ず
百里賢候のあと千秋志士の名
亭台は爽がいにより
延眺情にたえず

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観梅詩碑

観梅詩碑
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